赤色のバスに乗り込みました。
がらがらのバスの一番後ろの席に座らされ
やかでバスは走り始めました。
窓の外を過ぎていく景色は
とても単調で
繰り返しやってくる光の波に
うとうとし始めました。
これまで自分がやってきたのは
こうやって波にのまれることでした。
波にのまれることと
波に乗ることではおおきくちがいます。
もう一度
波の間から顔を出して
自分の顔を水面に映してみたいものです。
それだけの力は
みんなに残っているはずです。
どこにいこうとしているか
波から顔を出さないと見えません。
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